2020/3/13

3月11日 天理市長が新型コロナで県に要望書提出

県の郡山保健所管内に住む30代の男性と未就学児の長女が新型コロナウイルスに感染したことを受け、天理市が県に対し要望書を提出しました。要望書では、県と保健所に対し濃厚接触者の状況の把握やその健康状態の確認、関連施設の消毒などを速やかに実施するよう要望しています。会見した並河市長らは、保険行政や調査の権限をもつ県が、市民生活と直接かかわる市町村に幅広い情報提供や緊密な連携を行うよう求めました。

 

 

 

以下「並河健 天理市長Facebookより」

 

感染拡大の防止に向け、必死の要望。
本日(3月11日)、天理市議会では本来「予算審査特別委員会」が開会され、令和2年度の市政、あらゆる市民サービスの基礎となる予算の審議が行われる、年間で最も大切な日の一つでした。

市本委員長、大橋議長はじめ市議会の皆さまが、異例の「審議中止」を決断下さり、党会派を超えた13名の議員と、私ども行政が一つになり、県医療政策局長に要望(要望書の宛名は、同局長と郡山保健所長)を行ないました。

 

感染された方の検査結果が出る前、リスクを認識した同日(3月7日)、子ども達を守るため、私達は施設の臨時休業を決めました。


そこから先は、厚生労働省も、「早期発見・早期対処」を重視する中、今こそ県市が連携し、立ち向かうべきだと確信します。


この数日、私達が知り得たこと、市民の皆様からお伺いしたこと、施設や医師の先生方とお話しし、取り組んだことを県保健当局には全て共有する中で、協働していきたいと存じます。

 

今日の行動に至るまで、県上層部には、私どもの胸中を真摯にお汲み取りくださってきたことも申し添えます。

 

【ご一緒頂いた市議会議員の皆様】
大橋議長、内田副議長、石津議員、市本議員、榎堀議員、荻原議員、加藤議員、鳥山議員、寺井議員、仲西議員、西崎議員、東田議員、山田議員
(会見には、今西議員も同席下さいました)。

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