2020/10/15

官製談合事件 五條市の元職員に求刑

五條市にある総合体育館の備品の入札をめぐり、特定の業者に不正に落札させたなどとして官製談合防止法違反などの罪に問われている市の元職員の裁判が開かれ、検察は懲役2年を求刑しました。

五條市の元職員、片山哲郎被告(57)は、平成28年と翌年、五條市の総合体育館が購入する体育館の備品の入札をめぐり、参加業者に金額を指示するなどして特定の業者に落札させたとして、五條市の市議会議員らとともに官製談合防止法違反などの罪に問われています。

 

 

14日、奈良地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「犯行は非常に計画的かつ巧妙で、落札率はいずれも95パーセントを超える高いものとなっており、市は多額の

 

 

無用な支出を余儀なくされた」と指摘しました。
そのうえで、「被告は犯行における重要な役割を果たし、多額の不正な利益を得ていて、刑事責任は重大だ」などと述べ、懲役2年を求刑しました。
これに対し、弁護側は「本人には多額の借金があり、市議の誘いに乗ってしまった。すでに退職しており、金銭的な賠償に応じる意向も示している」として執行猶予つきの判決を求めました。

 

 

片山元職員は「税金を不正に使用したことは反省していて、今後、市に返済をしていきます。本当に申し訳ありませんでした」などと述べました。
判決は来月19日に言い渡される予定です。

 

NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20201014/2050005461.html

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