2020/3/30
3月30日 宇陀市長が市議会を解散
宇陀市で、市の所有する保養施設の運営をめぐって、高見省次市長と議会側が対立し、今月２４日、市議会が不信任を決議したのに対し、高見市長は市議会を解散しました。
宇陀市では、市の所有する保養施設「美榛苑」をめぐって、高見市長が議会の議決を経ずに専決処分で指定管理者を決定したのに対し、議会側が反発するなど対立が続いてきました。
こうしたなか宇陀市議会は、今月２４日、「このまま市長が行政を進めれば、宇陀市はますます停滞・衰退・混乱してしまう」などとして、市長に対する不信任決議案を可決しました。
これに対し高見市長は、不信任決議は受け入れられないとして、３０日、市議会を解散しました。
高見市長は記者会見で「新型コロナウイルスという未曽有の事態で緊急対応が求められるなかでの不信任決議は、自治体の危機管理体制をないがしろにする暴挙だ」などと議会側を批判しました。
一方、上田徳前議長は、「高見市長は独裁的な手法で行政運営を進めてきた。市議会議員選挙で市長の信任を問いたい」などとしています。
宇陀市の市議会議員選挙は来月２６日に告示、５月３日に投票が行われます。
NHK奈良 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200330/2050004096.html
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